2017年入社
新入社員 相馬 良毅

今の仕事について

「麺屋ここいち楽市街道中之郷店」で責任者として勤務しています。学生時代は4年間、「にっくい亭」でのアルバイト経験もありましたが、当時は単なる一店員という気分で仕事をしていました。しかし、今は店舗のリーダーとして全体を見ていくのが仕事になりました。社員になってからは、自分だけじゃなく周りを見ることが多くなりましたね。

まず出社したら食材や調理の準備をして、昼ピークの準備を完璧にしておくというのが自分の中で決めていることです。ランチ時はメイトさん(パート・アルバイト)たちと一緒になって運営をしますが、自分の作業だけに必死にならず、気持ちを落ち着けて全体を見るように心がけています。ピークが終わると夜に向けて、片付けや仕込みに入ります。

シフトを決めたり、本社からの伝達事項を伝えたり、メイトさんとコミュニケーションをとることも、大切な仕事の一つです。

仕事はどのように覚えていきましたか?

入社直後に座学が少しありましたが、店舗の運営に関することは実地勤務で仕事を覚えていきました。分からないことは、どんどん聞くようにしていましたね。
また、ただマニュアル通りに仕事を覚えるのではなく、「なぜ、こうするのか?」ということを常に考えるようにしていました。

メイトさんとのコミュニケーションの取り方は?

メイトさんとはなるべく雑談をするように心がけています。年上や年下、いろんな年齢の方がいらっしゃるので、言葉遣いは工夫しています。
それ以上に難しいのは、仕事に求めるレベル。あまりに細かく注意しすぎるのもダメだと思うのですが、お客様にとっては社員やメイトの区別はないので、どうしても伝えたいことは「自分がこうされたらどう感じるか?」ということを問いかけるようにしています。例えば、「こんなに仕事を残したら、自分だったら嫌でしょう?」といった具合に。また、時間の使い方についてもよく伝えるようにしています。

とはいえ、僕自身が入社して1年ですから責任者としてわからないことだらけ。メイトさんの中には一回り以上年齢が離れていて、経験豊富な方もみえるので、こちらが社員だからと、一方的に指示をするのではなく、情報を共有し合います。そうする事で店舗のレベルも自分自身も高めていくようにしています。

仕事をしていてうれしかったことは?

僕たち新卒組は最初、「カレーハウスCoCo壱番屋 Maker's Pier店」に配属されたんです。その時、店長がいない日に代行として運営を任された際は、「評価してもらえている」と実感してうれしかったですね。
また、同店はファミリー利用が多いため、お子様への対応を徹底的に教えていただきました。それが現在の「麺屋ここいち」で生かすことができていて、お客様から「素早い対応をありがとう」との言葉をいただいたときは本当にうれしかったです。

逆につらかったことは?

「麺屋ここいち」に配属したてのころ、忙しくて調理にほんの少し妥協をしたことがあったんです。そうしたら上司にすぐバレて、すごく怒られました。でもラーメンというのは、少しの時間差や温度差で麺がのびたりして味に影響を与えてしまうもの。だからプロとして絶対に妥協してはいけなかったんですよね。今となっては怒ってもらえてよかったと思っています。

また、最初に配属された「Maker's Pier店」では店員体験ができたのですが、忙しい時期に予約を取り間違えたことが一番の大失態です。しかもお客様は遠方から楽しみに訪れてくださった方だったんですが、自分ではどうにも対処ができなくて、結局先輩にフォローしていただきました。お客様にも先輩にも迷惑をかけましたし、僕自身も悔しい思いをしましたので、二度と同じミスはしたくないと強く思いました。

フォローしてくださる先輩は本当にかっこいいと思います。ミスは絶対ダメだけど、ミスが発生したときに必ずフォローが入るのがこの会社のいいところです。助けてもらったことは、「次に絶対やらない」と強く思うことが大切だと思います。

壱番屋に向いている人は?

明るく元気な方だと思います。仕事をしていれば、時には、しんどいことや辛いことがありますが、先輩方からパワーをもらえるので安心してください。

壱番屋に入社したのはなぜですか?

就職するならサービス業か商社をと思って仕事を探していました。実は、アルバイトは壱番屋のほかに、別の居酒屋でアルバイトをしていたのですが、その中で壱番屋に惹かれていきました。例えば、店長の働き方を見ていても、しっかりと休憩や休暇を取れている。店長とSVとの接し方を見ていても、信頼関係があって。いわゆる“ホワイト”な会社だと思ったんです。

入社してみてどうですか?

アルバイトの雰囲気のまま社員になってしまうのはどうか?とか、本当に自分で大丈夫か?とか心配な部分はあったのですが、いざ入社してしまえば、自分のしたかったことができて、充実しています。

印象深いのは、最初に配属された「Maker's Pier店」の店長はとても厳しい方だったこと。ある日、自分の昼食用に店でカレーを作ったのですが、「自分が食べるものだから」と適当に作ったんです。そしたら、「自分の飯でも丁寧に作れ!」と注意してくださって。「自分のことをよく見てくれているな」と感心しました。仕事に関しても、僕の性格をよく見てアドバイスをしてくれて、うれしく思っています。

あと、同期は11人います。入社前は、お互いライバル視し合うのかと思っていたのですが、入社してしまえば、一緒に飲みに行って情報交換したり、相談したり、時には愚痴を言ったり。楽しくお互い高め合える仲間として、いい付き合いをしています。

休みの日は何をしてる?

飲みに行ったり、観光地に行ったりすることが多いです。
出勤日の楽しみは、一日の終わりにテレビの録画を観ること。夜遅くに帰る日は特に疲れているので、笑える番組を見るようにしているんです。笑うことって、気分転換になるんですよ。

将来の目標は?

今は店長見習いのような立場なので、目の前にある課題をこなす日々ですが、言われたことをやっているだけじゃだめだと思っています。だからこそ近い将来は店長になって、数字の面でも会社に貢献したいです。

5年後は、SVになりたいです。本社から巡回に来るSVはいろんな店舗を担当していて、視野も違う。いつかあんな風になりたいと思っています。